Ghz研究室

【Ghz講座】第4回「R,L,Cは回路の基礎(微分回路と積分回路)」

1.伝送線路解析に必要な回路理論 シミュレーションの講座なのですが、なかなかシミュレータの具体的な話題にならずに、面食らっているかとも多いでしょう。何度か説明していますが、シュミレータを使う上で最も重要なことは、シュミレーション結果の判断です。 このために、最初に、シミュレーション結果の判断をするための、基礎的な電気回路の理論をおさらいします。 […]

By | 5月 24th, 2015|Ghz研究室|0 Comments

【Ghz講座】第3回「伝送線路シミュレータの検証」

1.シミュレーション結果の検証 電卓で計算をするとき、その結果を確認しますか? また、どのような確認をするでしょうか?たとえば、108 x 39 = 5215となった場合、5215をそのまま答えとして書きますか? 多分、何らかの検算をして、答えはおかしいと思うでしょう。 もう一度、計算をしなおすか、暗算で大体の答えの予想を付けておいて、その答えとの確認をするのか、一番下の桁の計算をして、確認するのか、など、いろいろな方法で確認すると思います。 特にお金の計算など、大事な計算では、何度かの確認をするはずです。しかし、伝送線路解析の結果についてはどうでしょうか? […]

By | 5月 24th, 2015|Ghz研究室|0 Comments

【Ghz講座】第2回「伝送線路シミュレータ」

1.伝送線路シミュレータ 電子機器の動作速度の高速化に伴い、伝送線路シミュレータが多く使われるようになって来ました。 しかし、伝送線路シミュレータも実に簡単に「間違えた結果」を出力します。しかも、電子機器は進歩が急で、信号スピードはどんどん速くなり、伝送線路シミュレータも毎年のように機能アップしたり、精度向上をした、新製品、新バージョンが出てきます。ソフトが新しくなると、新しいバグが出る可能性も高くなり、新機能を使いこなすためのノウハウも必要となります。 伝送線路シミュレータソフトやバージョンの違い、ちょっとした設定の違いで、出力結果は、全く違ったものとなります。 では、この簡単に「間違えた結果が出る」伝送線路シミュレータは使い物になって、シミュレーション結果が信用できるのでしょうか? 使い方を間違えなければ、伝送線路シミュレータの結果は信頼できるものですし、伝送線路シミュレータは有用なツールです。 […]

By | 5月 24th, 2015|Ghz研究室|0 Comments